白い家

目隠しフェンス

木材はレッドシダー(redcedar)という北米産の針葉樹を使用。 日本では米杉と呼ばれています。(国産の杉とはちょっと違います) 価格と耐久性のバランスを考慮した結果、今回の選択となりました。

竣工 2

LDK リビングからキッチンを見る キッチンからダイニングを見る スクリーンパーテーションを閉めたところ キッチンから中庭側を見る ダイニングからリビングを見る リビング

竣工 1

外壁はジョリパットの塗り壁です。 等間隔に目地を入れ、市松模様にクシ目を描きました。 前面道路より 裏側より 上記の画像からではよく分かりませんが平面プランはコの字型です。 中庭より 下の画像は駐車場の屋根。 鉄骨造にタキロン 株式会社のポリカー…

外壁工事

ニチハ 株式会社のモエン大壁工法を採用。 外壁通気、耐力面材、塗り壁のセットでは適度な選択だと思います。 ジョリパット アイカ工業 株式会社のジョリパット。 今回の塗り壁意匠は特に変わっています。 「竣工」で詳細な画像を掲載します。

階段

スケルトン階段です。 玄関戸を開けるとすぐに見えますが、なるべく空間の広がりを表現したかったので、必然的にスケルトンになりました。 階段手摺はステンレス製です。 図面に描いたものがそのまま現場に出現するときは感動します。

断熱工事

透湿防水シート 断熱材 現場発泡低密度ウレタンフォームのフォームライトSLを採用。 グラスウールに比べ割高ですが、施工性、断熱性、気密性に優れています。

防蟻工事

現在の防蟻工事に使用する薬剤は毒性の弱いものに限られています。 また薬剤を使用しない場合も耐久性の高い樹種を選択したり、通気工法を選択するなどシロアリ対策は精密に行う必要があります。

屋根・・・段葺(横葺)

屋根外観は重厚かつ優雅。 片流れの比較的緩い勾配には段葺が似合っています。

上棟 2

大工さん、9人。 +レッカーの運転手さん、1人。 総勢10人の作業。 一日のうちに屋根の合板(野地板)まで張ってしまいます。

上棟 1

型枠撤去 適度なコンクリートの養生期間をおき、型枠を撤去します。 すぐに型枠を撤去してしまうとコンクリートの強度が低下する場合もあります。 土台設置 土台は予め防腐剤を注入したものを使用。 基礎の立ち上がりと土台の間には基礎パッキンを設置。

土・基礎工事 2

配筋 コンクリート打設前に給排水管を設置しておきます。 コンクリートの鉄筋に対する被り厚を確保するためにスペーサーの設置は必須です。 この後、型枠の施工。 コンクリート打設 木造住宅の基礎工事とはいえ、考え方は鉄筋コンクリート造の建築物と同じで…

土・基礎工事 1

土工事 前回説明した地業工事−セミパイル工法の杭を傷めないように施工することが重要です。 防湿フィルムの敷き込み ベタ基礎(60mm以上)において必ずしも必要ではありません。 更に基礎パッキンを加えれば床下の湿気対策はまず問題はないでしょう。 捨てコ…

地業工事−セミパイル工法

基礎はベタ基礎ですが、地業工事を行いました。 住宅であってもベタ基礎だけで建物の重量をもたせる時代ではないと思います。 理由はいくつかありますが、特に 1.均一な地層という思い込みは通用しない 2.プラン上の長い壁面が増えている 3.仕上げを塗り壁に…

設計・地盤調査

この「白い家」は設計依頼から着工までにかなり月日が経ってしまいました。 その理由の一つとして「土地探し」からお付き合いしたことにあります。 施主様が静岡市内の市街地に近い場所(用途地域でいえば商業地域又は近隣商業地域)を希望。 結局着工までに約…